断捨離しないと危険？50代女性の一人暮らしの部屋を快適にする方法とは
50代に限らずすっかり定着してきた断捨離。断捨離とは『不要なものを捨てる・ 不要なものを断つ・物に対する執着を断つ』といったような 効果があるようです。いざ断捨離しようと思っても、自分の部屋を見渡して、どこから手をつけていいのか？考えるだけで日が暮れる・・そんな日々を皆さん過ごしているのではないでしょうか。
そう、物を捨てるのには勢いが必要なんです。
すっかり勢いのなくなってきた50代の女性が、断捨離をするために必要なマインドセットや気をつけたいこと、断捨離で最も重要なリバウンドしない方法をここではお伝えしていきます。
50代独身の部屋は物でいっぱい！まずはものを減らすところから
50代以降の年代は、バブル期のイケイケな時代を過ごしてきた世代と言えます。バブル期といえば、高級品に囲まれて高級車に乗ってブイブイ言わせる・・物をたくさん持つことがよしとされてきた時代・・・。もうそんな時代はとっくに過ぎて令和になってます。
令和の若者は物に対する執着が薄く、たくさん持つことに執着を覚えない世代だと言われています。バブルとは真逆ですね。
まず、50代以降の女性が断捨離をしたいなら、自分の年齢と時代にあった暮らし方をするために断捨離が必要だということをインプットすることから始めましょう。
お一人様なら断捨離は簡単です 家族がいる人よりもずっと楽に断捨離をすることができます。 ただしやみくもに断捨離するのはおすすめしません。次からは50代の断捨離で気をつけたいことを３つお伝えしていきます
50代の断捨離で気をつけたいこと３つ
一度に全部片付けようとしない
50代女性が断捨離をしようとした場合に気を付けたいことが一気に全部しようとしないということです。なぜなら体がついていかないからです。
特に本、食器は重たいです。好きな方はこだわりがあるものだと思うので量も多くなりがちです。本、食器は、捨てる曜日が限られているので、一気にやろうとせず、少しずつ処分するといいと思います。
長時間の座りぱなしも50代には意外と辛いものです 。一度に片付けようと頑張りすぎて、疲れきって、一週間以上体が使い物にならない、横になったままなんてこともあったりします。そうなると日常生活に支障をきたすことになってしまいます一度に全部片付けをするのではなく少しずつコツコツやっていくのが50代が断捨離を成功させるコツです 。
完璧にしようとしない
断捨離を成功させるためには、大まかに 分類してその中で少しずついるものといらないものを区別していくのが必要になってきます。一部屋ごとに入るものと入らないものを分けておき、 いらないものは早めに処分するようにしましょう。
ここであまり完璧に分けようとしないことです。まずは、ざっくりと仕訳をしておいて。いらないものだけを分けておき、後でいるものをさらに必要かどうかチェックしていくとうまくいきやすいです。断捨離は、思ったよりも気力も体力も使うものです。 物を捨てることもそうですが、分類して片付けるのは意外と体力を使います。完璧にしようとしすぎず、まずはざっくりと、そして時間をかけて少しずつ物を減らしていくようにしましょう。
無理しない
できるだけ早く多く物を捨ててしまいたいと焦ると無理をしがちです。
特に、断捨離をするとなると、高い所からのものの上げ下ろしや、屈んだままで長時間過ごしたり、座ったままで 足腰が痛くなったり・・・。そのために、ついつい不機嫌になったり、イライラしたりといった精神面でも影響をきたす場合があります。何より体が疲れ切っていいことはありません。
捨てたい気持ちはよくわかります。でも、そこをグッと堪えて、まずはダンボール一箱でもいるものといらないものを分ける、そのくらいのゆるい感じでちょうどいいのが50代の断捨離と言えます。
断捨離リセットがリバウンドしないために
断捨離が必要なほど部屋に物が溢れている人は、買ったものが好きだったり必要なわけでなく、買い物そのものが好き、または買い物でストレス発散をしていると言えます。これは金額の大小にかかわらずそうなんです。そして断捨離を経験した多くの女性が口を揃えて言うのが一度にたくさん捨てるとまたたくさん買い物がしたくなる ということです。
捨てるのも快感ですが、買い物もストレス解消になり快感を感じる行為、断捨離と同じ刺激が得られるということです。断捨離後は部屋のスペースも空いていて、買い物に最適な状態といえるのでなんとしても断捨離リバウンドは避けなくてはいけません。
本当に必要なものはそう多くないと知ることが断捨離の一つの教えだと思います。
ここでは断捨離後に起こりやすい断捨離 リバウンドを避けるためにするべきことをお伝えしていきます。
同じ物・似たようなものがないか確認してから買う
同じような白シャツ・同じような T シャツ・昨日買ってきたばかりのおやつをさらにもう一個買ってくる。そういうことを何度も繰り返すことで物は 少しずつ増えていきます。
生活していく上で本当に必要なものはごくわずかなはずです。それでも物が増えてしまうのは、ついつい似たようなものを買ってしまうことから始まります。断捨離が済んだあと、買い物する時は、衝動買いもですが同じようなものを繰り返し買わないよう気をつけましょう。
シーズンごとに色々な商品が形を変えて販売されますがそれは企業の戦略でもあります。そういったイメージ戦略に引っかからないように賢くなりたいものです。
ストックしすぎない
５０代に限らずですが、女性は何かと溜めがちな傾向があります。ストレスや 体の脂肪って少しずつ増えて行きますよね？でも、これらは増やさない方がいいわけです。同じように断捨離後は物を増やさないようにするのが鉄則です。
なくなるとちょっと困る食品や、トイレットペーパー・歯磨き粉・シャンプーといった日用品は無意識レベルでストックしがちです。なくなっても今の時代は、コンビニや24時間のスーパーもあるので絶対困るということはあまりありません。
私たち50代は溜め込むのが好きなんだ！って言うのを踏まえた上で、溜め込まない習慣をつけていかないと断捨離バウンドは簡単に起こります。
なくても困らない、なかったら別なもので代用する、 ストックするとしてもひとつだけ、またはこのスペースだけといった場所を決めて必要以上 にストックしないことを意識していきましょう。
何か購入したら、何か捨てる
うっかり 似たようなものを買ってきてしまった、ストックがあるのにまた買ってきてしまった、そんな場合は思い切って一つ捨ててみませんか？断捨離後、物を増やさないための基本は何か購入したら一つ何かを捨てることですうっかり買ってきてしまったとしても、それを実行すれば断捨離リバウンドが起こりません。
でももったいなくて捨てたりできない・・・それはそれで認めた上で次からはもう買わないように気を付けなければいけません。コツコツ断捨離をしていると、捨てることと溜めない習慣がじんわりと身体に染み込んで、断捨離リバウンドを起こしにくくなります。
断捨離をしていた時に何枚も同じような洋服を買っていた、 ストックしていたものが多すぎた人は何か購入したら何か捨てることをより意識していくといいでしょう。
まとめ
ここでは、50代の女性断捨離が必要な理由と断捨離をする時にまず最初に取り掛かるべきこと、断捨離後の断捨離リバウンドを防ぐ方法をお伝えしてきました。
女性は何かとため込みがちな傾向があります。溜まったものを解消するために、買い物で気分転換やストレス解消をすると言った悪習慣が、断捨離をしなければいけないほど物が溜まる原因の一つになっています。
まずは部屋をスッキリさせること 断捨離自体が多すぎる物へのストレスを減らすこと、そ買い物でストレス解消をする悪習慣をやめるきっかけになるということを知っておきましょう。
溜め込むのはいつも自分自身なのですが、断捨離はそれに気づくきっかけにもなります。 不要なものを気持ちよく手放して新しい生活を手に入れましょう 。